書籍・雑誌

2013年5月11日 (土)

読み終えた本//130511

Img_7867


皆さんの期待ではないネタで、ごめんなさい。

またまた「本」ではなく、漫画です。でも、紛れも無い良著です。とても面白く、「坊ちゃん」前後の漱石を通じて、それこそ明治という時代が、見事に活写されています。ところどころ、原作者の関川夏央さんの解説文(読み物)が挿入されているので、それを含めて、完成度は高いです。お勧めです。

続編を、アマゾンのカートに入れました~!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月13日 (水)

読み終えた本//130312

Img_7811


なんと、約1カ月ぶりの更新です!ご無沙汰しております。いやぁ~、イロイロあること。さまざまなコトが重なり合って、ブログどころではありませんでした。

で、オーディオねたでの更新といきたいところですが、マンガです。それも、つげ義春さんです。「つげ義春」の名前ぐらいは、ボクも知っていたのですが、昔の劇画でしょ、といったコトしか知りませんでした。当初、「漂流教室」(楳図かずお)を、買って読んでみようと思ったのですが、つげさんのことを調べたら、俄然、興味が沸きました。で、小学館文庫の「ねじ式」です。

この本自体は、つげさんの作品集的性格が強いですが、本のタイトルにもなっている、「ねじ式」の話が、もう、訳分かりません。ていうか、インパクトありすぎ。強烈に残りますねぇ、ボクとしては。うう~ん。なんだ、こりゃ。興味あるヒトは、是非是非。とりあえず、Wikipediaにも詳しく書いてあります。それと、巻末の佐野史郎さんのエッセイが、ナカナカ分かりやすいです。この小文を読む価値も、あると思います。

なんなんだろうねー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月12日 (月)

読み終えた本//120312

Img_6780


去年の芥川賞を今更!?と笑われてしまいそうだけれども、買ったのは、確かに去年なのです。で、すぐに読み始めたのだけれども、なんというか、冒頭の「つかみ」が、あまりなかったから、ずーーと放置。そうこうしているうちに、今年の芥川賞が発表されて、ああぁー読まないとなぁ、ってワケでようやく再読開始。けれど、読後の今、正直、凄くイイ文学だと思う。なんというか、装丁の帯の、「貴子と永久子。ともに過ごした葉山の夏の日から25年―。」という文では想像の出来ない、内容の豊かさ、ストーリーの確かさ。透明感のある文体で、淡々と展開されるその様は、この作者の、尋常ならぬ「力」を感じる。こういう「透明な過去」というものがあるんだ~~とでも言おうか、「今」と「過去」が、その境をなくす様は、読んでいて、凄く不思議な、しかし、どこか身に覚えのあるような、けれど、文学という形をとるからこそ可能な、とても面白い体験だった。この本は、紛れも無く、芥川賞に値する。(けれど、このヒトKOか~ぁ。でも、まぁいいや。ちょっと要注目!)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年2月 4日 (土)

読み終えた本//120204

Img_6737


絵画を学ぶヒトは、ほぼ必ず読むらしい、古典的名著。高階秀爾さんの本は、なにか読んでみたいとずーーっと前から思っていたけれど、遂に実現。15世紀の油絵の登場以降の、西洋絵画の歴史的代表作をこの巻では15点、時代順に取り上げて、平易に解説。少々、理屈っぽいかなと、初めは感じたが、けれど通読してみて、なんか良心的なイイ本な気がする。やはり、こういう歴史的背景から、作者個人の遍歴、細かな技法や宗教的イコンの意味まで、根掘り葉掘り教えてくれると、すごくオモシロイ。ヘェーーって感じ。これの下巻では、近代絵画の登場以降らしいので、是非読んでみよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 6日 (水)

読み終えた本//110406

Img_5756

恥ずかしながら、この本は、今の今まで読んだことがなかった。去年、箱根に行ったとき(まだ正式に付き合い始める前。なので、このブログでは報告していない。)、堂々と「星の王子さまミュージアム」というのがあって(その中のレストランで、オムライスを食べた記憶があるけれど)、当の本自体を知らないボクにしてみれば、「ふーーん」という感じで、あまり気には留めていなかった。ところがところが、実際にこの本を読んでみて、「ああーー、博物館が建ってもおかしくないなぁ」、というぐらいの「名著」だと思う。漠然と、小学生向きの本か、と思っていたけれど、大の大人が読んで然るべきでしょう。文章量は少ないから、あっというまに読破してしまったけれど、立派な「文学」だと思います。オススメ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 5日 (火)

読み終えた本//110404

Img_5753

なんか、久々に、まともに本を読んだ気がする。この本は、去年、「カカメ」というパフォーミング・アートの公演を観たときに、パンフに書いてあって知ったのだが、つい最近まで、購入には至っていなかった。で、感想。これが個人的には、かなり微妙。純文学にしては、変に理屈っぽいし、社学系にしては、全然物足りない。そこのさじ加減が、イイと思えるヒトには良いのだろうけど、ボクには「んんーーー。」当該のパンフにも、なかなか文学的というか、印象深いフレーズが引用されていたりして(これは、本自体の帯にもあてはまる)、なんか、そういう「詩」的なモノを期待していたのだけれども、そんなでもなかった。まぁ、本屋で実物を手にとって、確認していなかったのがいけなかったのか。アマゾンで約2.5k円払ったけれど、もうちょっと他の選択肢もあったかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月18日 (土)

読み終えた本//101218

Img_5678

本といってもマンガですが。借り物です。左は浅野いにおの「世界の終わりと夜明け前」、右は中村光の「荒川アンダーザブリッジ」。浅野さんのは、相変わらず、ストーリーマンガとしては、クオリティー高しなわけですが、なんか全て同じような気がしてきた。中村さんのは、ギャグマンガ以上でも以下でもなかったりする。もうチョット画力があるとイイんだけれどもねぇ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 9日 (金)

読み終えた本//100709

Img_5358

↑村上春樹の短編集。ボクにとっては、ほぼ「初」村上作品。結構、ボクの読む本って、昭和の古典が多いから、にわかに信じられないが、村上春樹は「初」だったりする。意外と、ストーリーというか、話の筋で読ませる作家だったんだーー。かといって、文学性というか、文字と文字、行と行の、余韻もばっちりある。なんというか、とてもバランスがイイ。こりゃ、売れるのも当然だわ。この本は、500ページもあり、1ページの文章量も多いが、全然楽しく読める。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月31日 (月)

読み終えた本//100531

Img_5324

中原中也に限らず、「詩」というものに、なぜか縁遠かった。中原中也は、昔から、読んでみたかったのだけれど、その機会がなかった。(映画「人間失格」にも、なんでか登場していたっけ。)で、見つけたこの詩集。小学館の「永遠の詩」シリーズとある。全集ではない。あくまで選者による選集だが、なんといっても、それぞれの詩の下に、小さく解説があるから、なにを言わんとしているか、作者の背景はどうだかが、分かるようになっている。正に、ボクのような初心者にはうってつけ。まぁ、この解説が故に、この本(シリーズ)を認めないヒトもおろうが、ボク的には、なかなか良心的に映った。肝心の「中原中也」だが、詩というものを知らないので、判断しようがない。というより、これがスタート地点になるのかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 6日 (火)

読み終えた本//100406

Img_5151

ううぅーーむ、非常に力技な感じがする、この本は。同じ芥川賞でも「乳と卵」とは、向かっている先が真逆。どちらも、立派に「文学」しているが、たまの息抜きにしか文学を読まないボクとしては、川上未映子的な感性のほうが、お気楽な感じはする。そうは言っても、「驚異の新人出現!」は、そのとおりだと思うし、この本の書き出しも秀越だから、一読の価値は十分ある。オススメ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)